背筋を伸ばしてスタートアップするブログ

株式会社ペライチでCTOをやっています。

パフォーマンスチューニング開発合宿

先日会社のメンバーで開発合宿に行ってきました!

弊社では恒例行事として、3ヶ月に一度1泊2日の開発合宿を行っています。これまでの合宿では特に開発テーマは決めずに各々が各自のタスクを消化しているだけだったのですが、今回初の試みとして、全員で「プロダクトのパフォーマンスを向上する」事にチャレンジするという取り組みを行いました。

合宿の準備

今回、準備した事が2つあります。

まず、現在のプロダクトの課題がどこにあるのか探す事。どこがボトルネックで何を改善すればいいかの目処を立て、リストアップしていきました。

2つ目はパフォーマンス・チューニングのマニュアルを作ること。エンジニア、デザイナー、総務兼エンジニアインターンなど、役職もスキルレベルもバラバラなメンバーが集まっているので、基礎的な部分をオリエンテーションできるように資料を作りました。

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合宿当日

各メンバーにそれぞれチューニングしてほしい場所を割当てた上でコードを改善していきます。僕の役割はというと、ひたすらメンバーが上げてくるプルリクエストのレビュー&各々の処理の効果測定。

他にもいろいろやったよ

余談ですが、合宿中はメンバー同士の親交を深める事を目的に開発だけでなく他にもいろんな事をやります。

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スタートアップ的な映画を見たり、公園でチームビルディングアクティビティをやったり、寮母の手料理を食べたりムーディーな風呂に入ったりしました!

結果

1泊2日7人で合計14個のプルリクエストをマージしました。結果、サービ全体で2秒以上、平均約45%の速度向上に成功しました。

良かったこと

今回は定量的に成果を測定できるテーマだったため、限られた時間の中で表示速度を何秒縮められるかといったタイムアタック的な緊張感があり、とても集中力高く取り組めました。またそれと同時にただタスクをこなすだけよりも大きな達成感が得られたという実感がありました。

そして、メンバー全員で同一の目標ににチャレンジした事でチームの一体感が高まったように思います。

まとめ

「パフォーマンス向上」というテーマは、日常的な機能開発と切り離してトライできる上に終わりがないので、開発合宿にとても向いてるいいテーマだなと思いました。

今後も継続的にチャレンジしていきたいと思います。(皆さん他にも良いテーマがあればぜひ教えてください….!)

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